テニスを始めよう
テニスは年齢を問わず楽しめる生涯スポーツです。適度な運動量で心肺機能の向上やストレス解消に効果があり、社交的なスポーツとしても人気があります。しかし、いざ始めようと思っても「ラケットはどう選べばいいのか」「どうやって練習すればいいのか」と悩む方も多いでしょう。
この記事では、テニス初心者が知っておくべきすべての情報を詳しく解説します。ラケットの選び方から基本ショットの打ち方、練習方法まで、テニスを始めるための完全ガイドです。
テニスの魅力
生涯楽しめるスポーツ
テニスは子どもからシニアまで幅広い年齢層が楽しめるスポーツです。相手のレベルに合わせてプレーの強度を調整でき、シングルスで激しく動きたい方もダブルスでゆったり楽しみたい方も、それぞれのスタイルで楽しめます。
全身運動で健康増進
テニスは走る、打つ、止まるという動作を繰り返す全身運動です。1時間のテニスで約400〜600kcalを消費でき、心肺機能の向上、筋力強化、柔軟性の改善など、さまざまな健康効果が期待できます。
社交性の広がり
テニスはダブルスやサークル活動を通じて、新しい仲間と出会える社交的なスポーツです。テニスクラブやスクールに通えば、同じ趣味を持つ人たちとの交流が広がります。
ラケットの選び方
フレームの大きさ
ラケットのフレームサイズ(面の大きさ)は初心者のラケット選びで最も重要なポイントです。
- オーバーサイズ(105〜115平方インチ):スイートスポットが広く、初心者に最適
- ミッドプラス(95〜105平方インチ):バランスが良く、中級者向け
- ミッド(85〜95平方インチ):コントロール重視で上級者向け
初心者は100〜110平方インチのラケットを選ぶのがおすすめです。
重さ
ラケットの重さは操作性と打球の安定性に影響します。
- 軽量(260g以下):操作しやすいが、打球が不安定になりやすい
- 中量(270〜300g):バランスが良く、初心者〜中級者向け
- 重量(300g以上):打球は安定するが、腕への負担が大きい
初心者は270〜290g程度のラケットから始めるのがよいでしょう。
グリップサイズ
グリップサイズは手の大きさに合わせて選びます。日本では1〜4のサイズがあり、男性は2〜3、女性は1〜2が一般的です。握った時に指と手のひらの間に人差し指が1本入る程度の太さが適切です。
ストリング(ガット)
ストリングの張りの強さ(テンション)も重要です。初心者は低めのテンション(45〜50ポンド程度)がおすすめです。ボールが飛びやすくなり、少ない力でもしっかりと打ち返せます。
基本ショットの打ち方
フォアハンドストローク
フォアハンドはテニスの最も基本的なショットです。利き手側に来たボールを打つショットで、試合中に最も多く使うことになります。
正しいフォームのポイントは以下の通りです。
- 構えの姿勢では足を肩幅に開き、膝を軽く曲げる
- ボールが来たら横向きのテイクバック(ラケットを引く動作)
- 下半身から回転を始め、体の回転でボールを打つ
- インパクトは体のやや前で、ラケット面をフラットに当てる
- フォロースルーは肩の高さまでしっかり振り切る
バックハンドストローク
バックハンドは利き手と反対側に来たボールを打つショットです。両手打ちと片手打ちがありますが、初心者は安定感のある両手バックハンドから始めるのがおすすめです。
両手バックハンドのポイントは、左手(右利きの場合)でしっかりラケットを支え、体の回転を使って打つことです。片手バックハンドは難易度が高いため、ある程度上達してから挑戦しましょう。
サーブ
サーブはテニスの各ポイントを始める唯一のショットです。初心者にとって最も難しいショットの一つですが、基本を押さえれば着実に上達できます。
- ベースラインの後ろに横向きに立つ
- トスを利き手と反対側の手で真上に上げる
- ラケットを頭の後ろに引き、振り上げる
- 最も高い打点でボールを叩く
- フォロースルーは体の反対側まで振り切る
初心者はまずアンダーサーブ(下手投げのようなサーブ)から練習し、慣れてきたらオーバーヘッドサーブに移行するのもよい方法です。
ボレー
ボレーはネット近くでボールをノーバウンドで打ち返すショットです。ダブルスでは特に重要なショットとなります。
ポイントは、大きくスイングせずにラケットを軽く振るだけで打つことです。ラケットを体の前にセットし、ボールの勢いを利用して打ち返す感覚が大切です。
練習方法
壁打ち
壁打ちは一人でも練習できる方法として初心者に最適です。壁に向かってボールを打ち、跳ね返ってきたボールを繰り返し打つことで、フォームの定着やボール感覚の向上につながります。
テニススクール
プロのコーチに指導してもらえるテニススクールは、初心者の上達に最も効果的です。基本フォームを正しく身につけることで、将来の上達速度が大きく変わります。グループレッスンなら費用も抑えられます。
練習パートナーとのラリー
同じレベルの練習パートナーとラリー(ボールの打ち合い)をすることで、実践的な技術が身につきます。最初はゆっくりしたペースで、正しいフォームを意識しながらラリーを続けることを目標にしましょう。
テニスに必要な持ち物
テニスを始めるにあたって、最低限必要な持ち物をリストアップします。
- ラケット:前述の選び方を参考に選択
- テニスシューズ:コートの種類に合ったシューズを選ぶ
- テニスボール:練習用のプレッシャーレスボールがおすすめ
- ウェア:動きやすい素材のスポーツウェア
- タオルと飲み物:水分補給は忘れずに
- サングラスや帽子:屋外コートでの日差し対策
テニスコートの種類
日本で一般的なテニスコートの種類と特徴を紹介します。
- オムニコート(人工芝):日本で最も普及しているコート。足への負担が少なく初心者に最適
- ハードコート:球足が速く、バウンドが均一。体への負担はやや大きい
- クレーコート:球足が遅く、ラリーが続きやすい。膝に優しい
まとめ
テニスは始めるまでのハードルが低く、一度始めれば生涯楽しめるスポーツです。まずは適切なラケットを選び、基本ショットの練習から始めましょう。テニススクールに通えば効率的に上達でき、仲間も見つかります。
焦らず楽しみながら練習を続けることが、テニス上達の最大のコツです。コートに立った時のあの爽快感を、ぜひ体験してみてください。



